「大量のデータ処理実験をしたいが実験環境がない」「チームで自由に使える計算機環境が欲しい」。情報系の研究・教育の現場からあがってくるこうしたニー ズに対応するため、国立情報学研究所(NII)は2010年5月からedubase Cloud の運用を始めました。edubase Cloudは、「思う存分自分のアイデアを試せるIT実験室」をコンセプトに開発されたオープンソースソフトウェアベースのクラウド基盤です。クラウドの 基礎技術自身から、クラウド基盤の実践的な利用技術の教育・研究で利用されています。また、講義・演習・プロジェクト型学習といった様々な教育スタイルに 対応した活用が期待されています。
edubase Cloud は以下の特徴を持ちます。
- 専有性:ネットワーク的に分離されたIT実験環境を自分専用に確保するという特徴です。自分専用なので、その環境で行われたことが他のプロジェクトに影響を与えることは最小限にとどめることができます。
- 連携性:オープンインタフェースにより外部商用クラウドとの連携が可能です。edubase Cloud では、Amazon Web Services(AWS)やNASAのNeburaといったIaaSと連携するためのAPIおよび専用ツールを提供します。
- 改変性:新しい機能の追加や古い機能の削除、更新といったカスタマイズ、そしてチューニングを利用者が直接行えます。オープンソースで構築されているため、クラウド基盤もカスタマイズすることが可能です。
- 保存性:仮想計算機環境で構築したプロジェクト成果をマシンイメージとしてアーカイブすることができます。研究成果やPBLの学習成果などを保存し、次世代で再び継続させることが簡単になります。

これらの特徴によりedubase Cloudは、クラウド技術教育を含む、様々なIT教育のシーンで利用可能な、先導的IT技術者育成のための実践環境を提供します。
はじめてご利用される方へ
edubase Cloud をはじめて利用される方は、利用申請が必要となります。詳しくは、「ご利用の手続き 」をご覧ください。
edubase Cloud のサービスに関してご不明な点は、以下事務局にお問い合わせください。
【edubase Cloud 運用事務局】
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